植毛手術すると、稀にですが、円形脱毛症になるケースがあります。第10弾モニターさんはショックロスに加え、円形脱毛症もあるというキツい時期に差し掛かっていました。
このような状態でも、コンシーラーと増毛スプレーを使ってカバーできるので、ぜひやり方を覚えておいてください。
本記事では、植毛手術1ヶ月後のモニターさんの状態をお伝えし、頭皮の赤みや薄毛部分のカバー方法を紹介します。薄毛の悩みがある方は、ぜひ参考にしてください。
前回の植毛手術当日の様子は「【M字ハゲ】本気で薄毛を改善したい方は見てください。【植毛密着】」で紹介しています。まだ見ていない方は、こちらもぜひご覧ください。
まず、今回のモニターさんが受けた植毛手術の詳細は以下のとおりです。
移植内容 | 2,000グラフト |
手術時間・回数 | 約7時間30分・1回 |
費用(自由診療) | 総額¥1,743,500(税込)※当時の価格(基本治療費、移植グラフト費等を含む) |
リスク・副作用 | 腫れ、痛み、浮腫み、ドナー採取部分の違和感、頭皮のつっぱり感、皮膚の鈍い感覚 |
手術日 | 2022年3月10日 |
手術前~術後1ヶ月の髪の状態は、このようになっています。
<手術前>
<手術当日>
<手術翌日~術後3日>
<術後1週間~術後2週間>
<手術前と術後1ヶ月の比較>
モニターさんは、術後2週間目くらいから、両耳の上あたりに円形脱毛症ができたようです。
まず、乾いた状態はこのようになっています。ショックロスが始まっており、頭皮の赤みも出ています。
2,000グラフト採取した後頭部は、このようになっています。モニターさんの髪質の特徴としては、髪の太さ、毛量ともに普通くらいです。
濡れた状態は、この通りです。ショックロスで抜けた髪の毛は、3~4ヶ月ほどある「休止期」と呼ばれる期間を経てまた生えてきます。そのため、今は辛抱の時期です。
上の部分も若干薄くなっていますが、今回は移植していません。
植毛手術から1ヶ月経ったので、ヘアカット&ヘアセットしていきます。
頭皮の赤みを隠すのに、コンシーラーを使います。コンシーラーは少しずつ肌になじませながら、まんべんなく使用しましょう。
コンシーラーを使っても、髪の毛が抜けることはないので安心してください。
ヘアセットには、パウダーワックスを使います。
まだ薄毛の部分が目立つので、増毛スプレーでカバーします。
増毛スプレーは手前ではなく、奥に付けましょう。
ヘアカット&ヘアセット後は、このようになりました。円形脱毛症をカバーできるように、サイドは少し長めに残しました。
また、コンシーラーと増毛スプレーを使ったことにより、頭皮の赤みと薄毛がうまくカバーできています。
「手術前は、3年間ほどフィナステリドとミノタブを服用していました。ミノタブは、手術後に8mgから10mgに増やしました。量を増やした副作用は、さほど感じていません。
半年検診のときに、量の増減や続けるかを考えたいと思っています。」
今回、第10弾モニターさんの術後1ヶ月の様子をお伝えしましたが、ショックロスに加えて円形脱毛症もあり、辛抱の時期に入っています。円形脱毛症の経過も含め、今後も見守っていきましょう。
次回、植毛手術3ヶ月後の様子は「【30代植毛】3ヶ月経過したM字ハゲの状態は?円形脱毛症に続き新たな悩み勃発!」で紹介します。こちらもぜひご覧ください。
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