植毛手術の際に後頭部を刈り上げるので、その後はカバーしながら日常生活を送らなければなりません。既存毛で隠せる場合はいいのですが、そうでなければヘアシートを使う方法もあります。
第8弾モニターさんは、ヘアシートを使って1ヶ月過ごしてきました。後頭部はどうなっているのか、移植部分も含めて見ていきましょう。
本記事では、植毛手術1ヶ月後のモニターさんの状態をお伝えし、いくつか質問した様子を紹介します。ヘアシートの使用感についても聞いているので、ぜひ参考にしてください。
前回の植毛手術当日の様子は「【植毛後のデメリット】髪型の不安は解消できる!」で紹介しています。まだ見ていない方は、こちらもぜひご覧ください。
まず、今回のモニターさんが受けた植毛手術の詳細は以下のとおりです。
移植内容 | 1,800グラフト |
手術時間・回数 | 約9時間30分・1回 |
費用(自由診療) | 総額¥1,589,500(税込)※当時の価格(基本治療費、移植グラフト費等を含む) |
リスク・副作用 | 腫れ、痛み、浮腫み、ドナー採取部分の違和感、頭皮のつっぱり感、皮膚の鈍い感覚 |
手術日 | 2022年2月3日 |
手術前~術後1ヶ月の髪の状態は、このようになっています。
<手術前>
<手術翌日~術後3日>
<術後1週間~術後2週間>
<手術前と術後1ヶ月の比較>
モニターさん曰く、後頭部のヘアシートを付けた部分にずっとかゆみと痛みがあったようです。
モニターさんの現在の状態を確認するために、まずはヘアシートを外していきます。
まず、乾いた状態はこのようになっています。モニターさんは元々癖が強いので、移植部分は髪の毛によってうまい具合に隠れています。
頭頂部には移植していませんが、めくると細い毛があります。
ヘアシートをつけていた後頭部の状態です。採取した穴は見えませんし、横から見てもさほど違和感はないと思います。
続いて、濡れた状態です。ショックロスなどの影響で、まだまだ髪は生えてきていません。移植部分が気になる場合は、増毛スプレーを使ってカバーするのがおすすめです。
乾いた状態と同様、後頭部に違和感はありません。
頭頂部には移植していませんが、短い毛が混じっており、ボリュームは出づらい状況です。もちろん、上の部分にも植毛できますが、今回は数が多くなってしまうため入れていません。
植毛手術から1ヶ月経ったので、ヘアカット&ヘアセットしていきます。
ヘアセットのときに、頭皮の赤みを気にされる方が多いと思います。頭皮の赤みをカバーするには、コンシーラーがおすすめです。自分の肌に合う色のコンシーラーを使用すると、よりなじみやすくなります。
また、移植部分の薄さが気になる場合は、増毛スプレーがおすすめです。増毛スプレーは手前ではなく、奥に馴染むようにつけていきましょう。
ヘアセット後は、このようになりました。移植部分がうまく隠れて、さわやかな印象になりました。
無事に植毛手術を終え、1ヶ月経過したモニターさんに以下の質問をしてみました。
・AGA治療はどのくらいしていましたか?
・ヘアシートを考えている方にメッセージはありますか?
植毛手術を検討している方にとって知りたい情報だと思いますので、ぜひ参考にしてください。
「5~6年ほど、フィナステリド1mgとミノタブ2.5mg、フォリックスを使っていました。今はフォリックスは使っておらず、フィナステリドとミノタブのみです。」
「ヘアシートには、いいところと悪いところがあると思います。私の場合は、1ヶ月誰にも気づかれずにやり過ごせたので、やってよかったと思います。ただ、かゆみや痛みなどのリスクはあります。
その部分を理解しているのであれば、仕事上、髪形に制約がある方にとってはいいと思います。」
仕事で人と頻繁に会ったり長期で休みを取れなかったりする方は、ヘアシートを一つの選択肢として考えてみてもいいと思います。
今回、第8弾モニターさんの術後1ヶ月の様子をお伝えしましたが、ヘアシートを使用した後頭部は違和感なく髪の毛が生えていました。
移植部分はショックロスなどの影響で髪が抜けてきているので、今後の経過を見守りましょう。
次回、植毛手術3ヶ月後の様子は「【不安解消】植毛3ヶ月経過して周りよりも発毛が遅い理由【自毛植毛】」で紹介します。こちらもぜひご覧ください。
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