「植毛手術後ってどの時期が一番ツラい?」
この疑問に対して「術後1ヶ月~3ヶ月」と答える方が多いです。なぜなら、初期脱毛やショックロスによる抜け毛、頭皮の赤みが出てきやすい時期だからです。
この時期をしのげば徐々に植毛の成果が見えてくるのですが、普段の生活で植毛部分が気になり悩んでしまう方も多いようです。
本記事では、植毛手術1ヶ月後のモニターさんの状態をお伝えし、頭皮の赤みをカバーするヘアセットの様子を紹介します。
現在のモニターさんの心境も聞いているので、植毛を検討している方の参考になる内容です。薄毛で悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
前回の植毛手術当日の様子は「【自毛植毛】植毛手術の当日に密着!デザイン決めの様子も大公開【1500グラフト】」で紹介しています。まだ見ていない方は、こちらもぜひご覧ください。
前回、植毛手術を受けたモニターさんの手術1ヶ月後の状態をお見せします。
今回のモニターさんが受けた自毛植毛手術の詳細は、以下のとおりです。
移植内容 | 1,500グラフト(FUE) |
手術時間・回数 | 5時間40分・1回 |
費用(自由診療) | 総額¥1,358,500(税込)※当時の価格(基本治療費、移植グラフト費等を含む) |
リスク・副作用 | 腫れ、痛み、浮腫み、ドナー採取部分の違和感、頭皮のつっぱり感、皮膚の鈍い感覚 |
手術日 | 2021年3月39日 |
かなり赤みが目立っている印象です。ただ、赤みの出方は個人差があるので、まったく目立たない方もいます。この点はご理解ください。
手術1週間後と比べてみると、初期脱毛・ショックロスが始まってきていると思われます。
頭皮の赤みと抜け毛で、このあたりが一番ツラい時期と言われています。ただ、抜け落ちた毛は再び生えてくるので、今は辛抱の時期です。
続いて、モニターさんのヘアセットをしていきます。シャンプー時にも、やはり赤みが目立って見えました。
乾いた状態はこのようになっています。
前髪を下ろした状態だと赤みがある部分は隠れるので、植毛手術したとはわからない状態だと思います。
今回は、前髪が目にかかっているのと髪が膨らんでしまうのをモニターさんが気にしているので、整える程度に切っていきます。
カット後の状態はこの通りです。
今回、モニターさんは刈り上げたいということでしたが、植毛手術時に上の方まで刈り上げていたので、まだ短い状態です。
その状態で刈り上げてしまうと、また短くなってしまいます。
そのため、今回は下の方だけ刈り上げてスッキリさせました。中の部分を長くしていかないと、長さがそろわなくなってしまいます。
植毛手術後に髪を短くしたい方は、下の部分を短くするのがおすすめです。
また、モニターさんは後頭部のグラフト採取部分の穴が目立っていませんが、こちらも個人差があります。
あまり短く刈り上げるとグラフト採取部分が目立ってしまう方もいるので、注意してください。
続いてヘアセットしていくのですが、前髪が割れやすい方はパウダーワックスを使うのがおすすめです。割れやすい部分に馴染ませていくと、割れにくくなります。
また、モニターさんは赤みが強く出ていますが、特に気にはされていないということでした。もし気になる方は、コンシーラーを使うと赤みをカバーできます。
コンシーラーを選ぶポイントは、自分の肌の色に馴染むものを選ぶことです。今回はコンシーラーを使わずにセットします。
コンシーラーを使ったセットは「【自毛植毛1ヵ月】頭皮の赤みと初期脱毛!今が一番キツい時期!」を参考にしてください。
カット・セット後の状態はこのようになりました。赤みも目立たず、引き締まった印象です。
植毛手術1ヶ月後のモニターさんに、いくつか質問してみました。
・仕事場で植毛手術したことはバレなかった?
・普段は髪を切るときにどういうお店に行っていた?
・植毛手術を決めたのはどんな想いだった?
「店内なので風もなく、バレていません。多分誰も気づいていないと思います。たまに外に出て風が強いときは帽子をかぶっていますが、最近は帽子を取って仕事しています。」
帽子をかぶれる職場であれば問題なさそうですね。帽子をかぶれない場合は、ヘアセットでカバーする必要があります。
「1,000円カットが多かったですね。髪を染めるときだけ美容院に行っていました。1,000円カットに行っていた理由としては、あまり好きな髪形もできず、髪をすいて横の部分を剃るだけという感じだったからです。」
モニターさんはこまめにカラーをされているようなのですが、今回は手術1ヶ月後ということもあり、カラーはしませんでした。
手術1ヶ月後でもカラーできないわけではありませんが、2~3ヶ月ほど間隔を空ければ、移植部分も安心してカラーできるようになります。
「お風呂上がりに自分を鏡で見ると、額が広くなってきたと感じるようになりました。乾いた状態で下ろしていればハゲているようには見えないと言われるのですが、悩んでいると余計に薄毛が進行してしまうのではないかと思い、早めに手を打っておこうということで植毛手術を決心しました。」
私(三上)も最初モニターさんの状態を見たときに、植毛手術は必要ないのではないかと思いました。しかし、価値観は人それぞれで、本人が気にしているのなら周りがとやかく言うことではありません。
そのまま放っておけば、満足するほどまで改善できなくなってしまう可能性もあります。そのため、悩んでいる方は早めに行動を起こすことをおすすめします。
植毛手術1ヶ月後のモニターさんの状態を見たところ、移植部分の赤みが目立っているようでした。赤みがどれくらい出るかは個人差がありますが、一つの参考にしてください。
時間が経てば赤みは引いてきますが、万が一赤みが出ても、ヘアセットやコンシーラーでカバーできるので安心してください。モニターさんがどのような経過をたどるのか、見守っていきましょう。
次回、植毛3ヶ月後の様子は「【植毛3ヶ月経過】手術後のヘアカラー!頭皮の赤みがまだ消えない!?」で紹介します。こちらもぜひご覧ください。
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